看護師の中には、リウマチケア看護師に興味を持っている人もいるのではないでしょうか。リウマチケア看護師にはメリットもデメリットもあるので、しっかりと比較して目指すかどうかを考えましょう。
リウマチ看護師の仕事は、主に検査の補助や患者の肉体的・精神的ケアです。激しい痛みや一生付き合っていく病気に対して、将来の不安を抱えている患者も少なくありません。そのため、看護師は患者に寄り添いながら治療をサポートしていきます。
メリットは、検査にある程度の時間がかかることから完全予約制の場合が多く、基本的に決まったスケジュールで業務が進行するので残業がほとんどないことです。
そのほか、急患の対応がなく一人ひとりに寄り添ったケアができるため、やりがいもあるでしょう。専門性が高いことから部署移動もほぼなく、給料も比較的高いです。
一方、デメリットとして、治療法は薬物治療が主となるので、数ある薬の細かい知識が求められます。また、完治が難しい病気ということもあり、根気よく励まし続ける精神力が必要です。
患者の介助は重労働なので、体力がないと勤まらないでしょう。治療を円滑に進めるうえでは、患者やその家族、医療スタッフと上手くコミュニケーションをとる必要があるので、コミュニケーションが苦手な人は苦痛に感じることもあるかもしれません。場合によっては、不安を抱える患者やその家族からストレスをぶつけられることもあるでしょう。
このようにメリットとデメリットはあるものの、患者をさまざまな面で支え続けるリウマチケア看護師はやりがいのある仕事と言えます。